マウスピース型矯正・金属ブラケット矯正・裏側装置の歯列矯正の比較
装置の目立ちやすさ
矯正装置で一番目立ちにくいのは、マウスピース型矯正です。薄く透明な素材を使用しているため気づかれにくく、違和感もありません。裏側装置も表からは見えないので、比較的目立ちにくいでしょう。
一番装置が目立つのは、金属ブラケット矯正です。ブラケット矯正でも透明のものやプラスチックのもの、セラミックのものを選べば、目立ちにくくなります。
会話のしやすさ
マウスピース矯正は違和感なくつけられるので、会話中も快適です。金属ブラケット矯正は頬の部分に装置が当たるため、マウスピース矯正よりも快適さに劣ります。場合によっては頬に口内炎ができてしまいます。
一番会話がしにくいのは、裏側装置です。目立ちにくいメリットがある一方で、装置が舌に当たって発音しにくいでしょう。
食事・歯磨きのしやすさ
マウスピース矯正は食事と歯磨きのときに取り外せるので、普段と変わらない状態で食事・歯磨きができます。
金属ブラケット矯正は、ブラケットとワイヤーに食べ物が挟まりやすいのが難点です。その分、しっかり歯磨きをしなくてはなりません。裏側装置も同様に、食事がしづらく歯磨きにも注意が必要です。ただし、金属ブラケット矯正よりは虫歯になりにくいでしょう。
費用
費用が一番安く抑えられるのは金属ブラケット矯正で、費用の相場は70万~85万円です。マウスピース矯正は、矯正度合いによって費用が異なります。
軽度や中度なら金属ブラケット矯正よりも安く済ませることができますが、重度の場合は100万円程度かかるでしょう。裏側装置が一番費用が高くなり、費用の相場は100万~120万円です。